話題の小説とか色々出るけど、どんな作品が好きかって人によって違いますよね。好みもあるし、今はこういうのが読みたい!ってのもあるし、そんなときピッタリの作品が現れてくれたらって思うんですが・・・。
だから最近は小説おすすめサイトをチェックするのが、新しい習慣になりつつあります。幅広いジャンルの作品がチェックできるので、読みたいものにも巡り会えちゃう!

青春小説の金字塔とマラソン

一生懸命に何かに取り組む姿勢は見ている人の心を動かすパワーがあります。先日友人のマラソン大会の応援に行きました。常日頃からトレーニングに励み大会に望むすひたむきな姿を見ていたので沿道から精一杯の声援を送りました。走る姿はなんて素敵なのだろうと心から思いました。ゴールに向かってなんの迷いもなく駆け抜ける姿は、人生と重なるところがあります。友人の走る姿を見て、私も物事に対してぶれることなく誠実でありたいと改めて感じました。しかし私は弱い人間なので、怠けそうになったり諦めそうになったりと心がぶれてしまうことが多いのも事実です。
マラソンなどの陸上競技を見ていると以前読んだ小説を思い浮かべます。馳走感と躍動感あふれる青春小説の金字塔とされている作品です。3人の若者がそれぞれの宿命と葛藤しながらも世界の終わりに向かって生きる作品です。そしてラストには絶望の中にかすかな希望を見つけ出します。完読した後には甘酸っぱさと清々しさが心に深く残るストーリーとなっています。この小説を読むと人は強くて儚いものだと感じずにはいられません。友人の走る姿を見ながらそんな馳走する3人の若者の姿が重なりました。マラソンを完走することは人生のゴールではありません。その達成感を味わった人は、ゴールの先にきっと違う世界が見えるはずです。その先に見える何かは、苦しみや葛藤を味わった人に与えられる希望なのだと思います。

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作品から探る劇作家の人物像

何年も前にあるお芝居を観ました。その演劇が私の心にとても鮮明に残っています。3時間の長丁場のストーリーと役者の迫真の演技が私の心を捉えたからです。もしこのお芝居をもっと若い時に観ていたら演劇を始めてしまったかもしれないと思うほどでした。そんな衝撃的な演劇との出会いを皮切りに一人の劇作家の作品に夢中になりました。芝居はもちろんのことエッセイや小説などありとあらゆる書籍を読んでみました。小説を元に創られた芝居もあり、芝居と原点となる小説はまた違った面白味がありました。これらの作品から感じたことは、独特なシュールさとどこか純粋で優しい心と目線を持っているということでした。世の中でタブーとされていることや社会の表面的に上がってこない問題をあえて提示するような作品を作り続けるこの劇作家は一匹狼のように社会に戦いを挑むようでかっこいいと思います。しかしトークショーなどでお話を聞くととても穏やかで、シュールさを全く感じることはありません。まさに「捉えどころのない人」とはこういう人のことをいうのだと感じています。
以前この劇作家の頭の中を描いたDVDを観たことがあります。コント形式で描かれたものでブラックユーモアたっぷりの作品でした。鑑賞した後も「捉えどころのない人」という印象は変わりません。それどころ「捉えどころ」がないということは人の魅力の一つだとさえ思えるようになりました。一人の劇作家を通して新たな人の魅力に出会えたことに感謝しています。

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イラストレーターが描くファッション

先日、イラストレーターの個展へ行ってきました。大正時代から昭和初期にかけて画家、イラストレーター、ファッションデザイナーとして活躍した一人のアーティストが描いた作品をふんだんに観ることが出来ました。終戦後にファッション雑誌を創刊して多くの女性のハートを掴んだことでも有名な人です。私はこのアーティストの作品を昔のファッションについて書かれた書籍を通して知りました。数多い作品の中でも女性の美しさと知的さが表現されたイラストは私のお気に入りです。個展では幾つかの洋服のデザインも展示されており、ワンピースやブラウスの袖やウェストラインがとてもきれいなラインで描かれているものが多かったです。これらの洋服からは、現代女性が着ても古さを感じさせない上品さとセンスの良さを垣間見ることができました。若い人からお年寄りまで幅広い年齢層の人が足を運んでいるのを見ても年齢を問わずに愛されていることが分かります。
過去から現在に渡りたくさんのファッション雑誌が創刊されており、イラストレーターが描くファッションについての書籍も数多くあります。私も絵を描くことを生業としているアーティストが描くおしゃれなイラストを好み、家には何冊かの書籍が並んでおります。家でくつろいでいる時に素敵な絵を見ると心が癒されると同時に洋服のコーディネートにも活かせる気がしてきます。質のよいアートは心と頭と女性としての佇まいの栄養源になりそうです。

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和歌や詩から学ぶ日本語

人とコミュニケーション取る便利なツールとしてメールやLINEがあります。友人と会う時に待ち合せ時間や場所の打合せをしたり、電話で伝え辛いことを言葉や活字で伝えようとする時にとても重宝するツールだと思います。
便利な世の中になった今だからこそ思うことは、私達よりも先に産まれたご先祖様達は一体どんな方法で心に秘めたことをやりとりしていたのかということです。例えば恋愛において、面と向かって言えないような心の変化や気持ちなどのやりどころのない想いをどのように整理をつけていたのかと漠然と考えることがあります。そんな時に思い浮かんだのは和歌でした。古典文学といえばお正月に行う百人一首を思い浮かべる人も多いと思います。私も学生時代には百人一首大会に参加して畳の上でカルタ取りをやったものでした。百人一首に書かれた詩は恋愛についての内容が多いそうです。一途な思いや失恋した悲しさなどが一つひとつ丁寧綴られているのだと思うとカルタに書かれた詩の意味を知りたくなります。
ここ最近、日本語を話す難しさや自分の考えや想いを伝える困難さにぶつかることが多々あります。そんな時には和歌や百人一首を思い浮かべて決められた文字数の中で端的に自分の思いを投げかけるためにはどうしたらよいのだろうと考えることにしています。
また、時には現代に生きる歌人達の詩や和歌を詠みながらきれいな言葉で心の内を伝えようとしてみたりと最近めっきり詩や和歌の世界にはまってしまいました。

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カレーを食べる時に思い出す心温まる書籍

本日の夕飯はカレーライスです。季節を問わずに楽しめる料理でもあり、大量に作って冷凍保存もできるため利便性も備わったメニューの一つです。日本で食べられているものは独特なスパイスを使うというより、日常生活にある食材でアレンジができるのでオリジナルレシピも増やすこともできます。
また食べ方も十人十色のようです。茹で玉子と一緒に食べるもよし、ラッキョや福神漬けと供に食べることで味の変化も楽しむもよし、人によっては納豆をのせる人もいるとか。自由自在に食することができる料理ですが、作った翌日に食べるときは少しこだわった食べ方をすることがあります。食べ方はとてもシンプルで、冷蔵庫に入れておいたご飯に熱々のカレーをかけて食べます。冷蔵庫に入れなくても冷たくなったご飯に熱々のルーを掛ければよいという簡単な食べ方です。素材の旨みと冷たい白米のコンビネーションがなんとも言えません。
この楽しみ方を知ったのは食に関する話が短編で掲載されている漫画でした。この漫画は食や人との出会いの大切さが書かれており、読むだけで気持ちがほっこりする作品です。カレーを食べるときには、一冊の作品に掲載されていたストーリーを思い出して幸せな気分になります。

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未来の本はどうなるの?!

最近は電子書籍の勢いがすごいですね。アマゾンなど大きなショッピングサイトでも、本は紙媒体のものか、電子書籍かで選べるようになってきています。
本(紙媒体)の未来はどうなってしまうのか、ちょっと気になりませんか?
先日、ネットサーフィンをしていて面白い話をみつけました。その話というのが、未来から来たという人が未来のことについて語る、オカルト系のものだったです。内容としては、未来では電子書籍がかなり普及しているようで、紙媒体の本はとても高価な価値あるものになる、というものでした。その方は、最後に「そういうことだから本を大切にしてくれ」と話していました。「へえ~、そんなことを空想で考える人もいるんだあ」と、未来から来たということを信じていない私は(笑)思いました。でも、実際現代でも昔に出版された本がすごく高価な価値あるものになっていることもあるので、ありえなくはないかなあ、なんて思っています。
未来のことはわかりませんが、私は本はきれいな状態で手元に持っておきたいと思います。お気に入りの本なんかは特は。それに、普通の本でもいつか本当に価値がつくことだってあるかもしれませんしね!

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活字中毒は一生治らない??本がないと落ち着かない人

このところ、私は自分のことを「活字中毒者」であると思います。俗にいう「活字中毒」とは、活字(文章)に過度に執着のあること、そしてそのような人を活字中毒者、というようです。精神疾患ではないそうですが、みなさん、私のように本がないと落ち着かない人たちなのでしょうか。
私はなにか読み物が常にないと落ち着かないというか、物足りないと感じてしまいます。以前は新刊の本が出るたび本屋さんに足を運ぶほどでしたが、今では気になる本をいくつかまとめ買いして置き、手をつけていない本が数冊手元にある、という状態で安心できる感じです。
遠出のときはもちろん、少しの外出のときでも「必ず」本を持参します。旅行の際にはトイレやお風呂に入ったときなど、ふと自分のことをする時間ができると本に手が伸びます。それから眠る前に落ち着くためにも読んでいます。
しかも、受験勉強で教科書のななめ読み技を習った私は、家族の中でも一番本を読むのが早いです。内容を分かっていないわけではなく、頭に入っているけれど早い。なので1冊にかける時間がとても短く、何冊も必要となってします。
私のこの活字中毒は一生治らないんだと思います。

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ヒグマにはまるきっかけになった本

実は私は、すごくヒグマに詳しいのです。家族から「ヒグマ博士」と呼ばれるほど!いや、ヒグマだけじゃなくて、熊全般制覇しているかもしれません。なぜ熊に詳しくなったかといえば、きっかけはとある本でした。「熊嵐」という本。新潮文庫から出版されている、吉村 昭さん著のこちらの作品は、北海道三毛別の熊の事件をベースに書かれているそうなんですが、これを読んで以来、北海道に戦慄するようになってしまいました。
現在の苫前付近で起きた出来事らしいのですが、村人が大きな「穴持たず」という冬眠を逃してしまった熊に次々と食べられてしまう、という話なのですが、描写がやけにリアルで怖すぎるのです!
そして、何よりも熊について調べるようになって、今まで「熊は死んだふり」と思っていたのが、襲ってこられたら闘わないと、高い確率で死ぬ、とか、クマよけには強力なスプレーがある、とか、クマよけの鈴は、もう人の味を覚えてしまった熊には逆効果、という知識まで身についてしまいました。とはいえ、クマに遭遇できるのは、車に引かれるよりも確率的には低いそうですけれどね。熊の本当の怖さをまだご存じない方は、ぜひチャンスがあったら読んでみてください!

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文庫本の小説を購入して最初に気になること

文庫本の新刊が、本屋さんの平台に積み上げられると、ドキドキわくわくします。すでにハードカバーなどで読み終えている本でも、装丁が変わっていたり、文庫本だけにおまけのストーリーが書き下ろされている場合があります。インターネットで事前に情報があったとしても、実物を手に取る緊張感は忘れられません。
私の場合、文庫本を手に取って最初に気になることがあります。特に小説の場合なのですが、作者のあとがきの他に解説が付けられていることがあるのです。私はこの解説を誰が書いているのかを見るのが好きなのです。変わっているでしょうか?でも、時々好きな作家の文庫版解説を、また別の好きな作家が書いていることもあって、とても嬉しい気持ちになるのです。「やっぱりこの作家同士は仲が良かったんだ!」と思うと、立ち読みしながら顔がニヤけてしまう場合もあります。
また、ジャンルによっては解説者が決まっていることもあって、肩書に「文芸評論家」なんて書かれている方もいらっしゃいます。「私もこう思っていた!」という解説に当ると、今度はその人の他の解説が気になってしまうこともあります。文庫によっては、解説者の名前を裏表紙で書いてあることもあって、実は本編以外の第二の目玉かなと思ったりもするのです。

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恋愛小説を女性が好む理由

恋愛小説を読むことが時々あります。基本的には、ミステリー小説の分野が好きなのですが、面白そうな恋愛小説は、読んでみたいと思わされるのです。恋愛小説の世界のことは、あまり詳しくないのですが、ミステリーと比べるとハラハラ感は少ない分、登場人物たちの行動や人間関係性での意外性などで驚かされたりすることがあります。あの人がこんな事をしていたんだ、というような裏切り行為や、関係ない人同士が実は繋がっていたり、恋愛関係になる相手が意外な人物だったり、などが随所にあります。またこのようなエピソードなどから、読者は感情を揺さぶられたり、主人公に感情移入してドキドキしたり、先の展開が気になったりするのです。
恋愛小説というと、やはり女性の読者が多いのでしょう。その時の自分の恋愛模様と、小説上の恋愛物語をどこか重ね合わせて読んでいたりするのだと聞いたりもします。架空の話ではあるものの、一つの恋愛の形だと想定して、参考にしたり比べたりしながら読みたい所があるのかもしれません。ミステリー小説はどこか非日常的なのに対して、恋愛小説は女性の日常生活により近い世界の話なので、女性に好まれる小説のジャンルなのだと思います。

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